リートフェルトは、家具が有名ですかねぇ♪レッド&ブルー・チェアなんかは知っていたりする人多いんじゃないかなぁ!
ちなみに、レッド&ブルー・チェアは座り心地が悪かったです。オブジェとして飾るのには最高ですね!!
今回は、『リートフェルトについて!家具・プロダクト・建築物を紹介します!!』と題して紹介します。
ヘーリット・トーマス・リートフェルト
1918年に、雑誌『デ・スティル』にレッド&ブルー・チェアの原型となる肘掛けイスが紹介され、リートフェルトは一躍有名になりました。
デ・スティルとは、建築家のテオ・ファン・ドースブルフが1917年に創刊した画家、建築家、デザイナーの純粋抽象造形を目指す活動を指しています。
彼らの新造形主義では、無彩色と青・赤・黄の3原色による彩色、線と面の要素の構成、非対称、要素の独立性が重んじられました。
家具・プロダクト
1920年には、吊りランプがつくられました。オリジナルのランプは4本のネオン管で構成されています!シュレーダー邸には、その変形で、3本で構成されたものが使用されました。
1923年、リートフェルトのレッド&ブルー・チェアは、各部材が交差すれども交われず、それぞれ独立しながら全体を構成しているのが特徴的です。
当初の原型は素地で仕上げ、側面を2枚の板で補強していました。現在の色とかたちに修正したのは、デ・スティルの同人となった後です。
ちなみに、肘掛けや脚の材がインチの整数倍の寸法になっていることから、1インチをモデュールにして設計していることが分かっています。
●レッド&ブルー・チェア
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同年、ミリタリー・チェアという将校クラブからの注文により製作した家具シリーズです。分離可能になっています。
長方形断面を用いていています。直交する垂直材は、水平材との重ね合わせではなく、接合部に欠き込みがあります。
また同年、ミリタリー・テーブルは、ミリタリー・チェアと同じ構成原理で作られました。チェアとは部材寸法が大きく異なっています。
インテリアを構成する主要なエレメントとしてシュレーダー邸のに置かれました!
またまた同年、ベルリン博、オランダ館に出展したものです。非対称の全体構成は、シュレーダー邸の構成そのものでした。
建築物
1924年、リートフェルトは、同じ原理に基づいてシュレーダー邸を実現しました。
インテリアの中心に置かれたレッド&ブルー・チェアは周囲と一体化しています。
リートフェルトは、家具と建築の区別は存在せず、建築は家具の延長上にあった!まさに、リートフェルトは家具と建築の領域を横断する建築家でした。
シュレーダー邸にはそのことが分かる部分が多いです♪
シュレーダー邸の2階には、一見して広々としたワンルームになっています。しかし、可動間仕切り壁を引き出すと、子供たちの個室に生まれ変わります。そして、扉を開けると扉自体がL型の壁となり、バスルームが現れます。
まとめ
今回は、『リートフェルトについて!家具・プロダクト・建築物を紹介します!!』と題して紹介しました。
1918年に、雑誌『デ・スティル』にレッド&ブルー・チェアの原型となる肘掛けイスが紹介され、リートフェルトは一躍有名になりました。
彼らの新造形主義では、無彩色と青・赤・黄の3原色による彩色、線と面の要素の構成、非対称、要素の独立性が重んじられました。
1923年、リートフェルトのレッド&ブルー・チェアは、各部材が交差すれども交われず、それぞれ独立しながら全体を構成しているのが特徴的です。
1924年、リートフェルトは、同じ原理に基づいてシュレーダー邸を実現しました。インテリアの中心に置かれたレッド&ブルー・チェアは周囲と一体化しています。
シュレーダー邸の2階には、一見して広々としたワンルームになっています。しかし、可動間仕切り壁を引き出すと、子供たちの個室に生まれ変わります。そして、扉を開けると扉自体がL型の壁となり、バスルームが現れます。
以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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