インテリアコーディネーターのKanaです。
木材には、たくさんの種類があります。
針葉樹は、ソフトウッドといわれ、建材によく使われます。
スギ(杉)、ヒノキ(檜)、パイン(松)があげられます。
広葉樹は、ハードウッドといわれ、家具、床材によく使われます。
タモ(アッシュ)、ナラ(オーク)、ブナ(ビーチ)、メープル(カエデ)、チェリー(サクラ)、ウォールナット(クルミ)、チーク、ケヤキがあげられます。
あなたは、どんな木材の種類が好きですか?
加工の種類としては、
- 無垢材は、切り出されたままの木材(天然木)のことです。
丸太を板状にスライスした1枚板のこと。
用途として、床材(フローリング)、天井、外壁、内壁、家具材に利用されます。 - 合板は、木材を薄くスライスしてできた単板を「べニア」といいます。
薄い板材を繊維方向に交互に直交させて接着し、奇数枚張り合わせた板材です!
用途として、家具、建具などに利用されています。 - 集成材は、小さな木材を接着剤などで貼り合わせたもの。
繊維方向に揃えて、長さ、幅及び厚さの方向に集成接着したものをいいます。
用途として、建築材、造作材などに利用されます。
木材の家具の塗装では、
ウレタン塗装は、主剤のポリウレタン樹脂に、溶剤のエステルを加えた塗装です。
ラッカー塗装は、樹脂など揮発性の高いシンナー、アルコールなどで薄めた塗装をいいます。
オイルフィニッシュは、主に、亜麻仁油を原料とする塗料をいいます。
ポリエステル塗装は、主剤のポリエステルに硬化剤を混合して塗装すると、なかに含まれているパラフィンが浮き層をつくり、空気を遮断して、硬化反応をおこして、そのまま固化する塗装です。
UV塗装は、塗料の中に光と反応しやすい物質が入っていて、紫外線を当てると数秒で硬化するようにつくらた塗装です。
今回は、『木材の種類と特徴!?無垢材と合板・集成材の違い!家具塗装について』と題して紹介します。
主要木材の種類と特徴【針葉樹・広葉樹】
木は、針葉樹と広葉樹の2種類に大別されます!!
まずは、針葉樹から・・・。
- 針葉樹
- 英語で『ソフトウッド』と呼ばれています。
針のように先の尖った細い葉に特徴がある木です。
幹がまっすぐと伸びています!!
裸子植物です。
また、多くの樹種が常緑樹になります。
木目(年輪)が明瞭という特徴があります。
針葉樹の材質は、軟木が多く、木肌が美しく、繊細で柔らかいです。
そのため、凹みとかができる素材になってしまいます。
柔らかな光沢があり、手触りも柔らかいです。
家具よりは、建物によく使われます!!
造作材、建具材など建材に使用されます。

針葉樹は、柔らかく軽い木材だと覚えておいてください♪
ちなみに、なぜ軟らかいかというと生育が早いので、すぐに育つからです。
密度は低いです!
次は、広葉樹についてです。
- 広葉樹
- 英語で『ハードウッド』と呼ばれています。
平たく大きな広い葉に特徴がある木です。
幹が太くて曲がったりしています。また、枝分かれした落葉樹が多いです!
被子植物です。
木目(年輪)が変化に富んでいます。塗装することで美しくなります。
広葉樹の材質は、硬木が多く、木肌は粗いが、美しく仕上げることができる素材になっています。
硬木が多いが、キリのように柔らかい樹種も含まれます♪
耐久性があります。
そのため、家具、床材などに使われます。

広葉樹は、硬くて重い木材だと覚えておいてください♪
ちなみに、なぜ硬いかというと生育がすごく遅いので、ゆっくりと育つからです。
密度は高いです!
主な針葉樹、広葉樹の種類です。
針葉樹 | スギ(杉)、ヒノキ(檜)、パイン(松)、アカマツ・クロマツ(赤松・黒松)、カラマツ(唐松)、ツガ(栂)、イチョウ(銀杏)、ヒバ |
広葉樹 | タモ(アッシュ)、ナラ(オーク)、ブナ(ビーチ)、メープル(カエデ)、チェリー(サクラ)、ウォールナット(クルミ)、ケヤキ、マホガニー、キリ、チーク、カツラ、クスノキ、カリン、バーチ(カバ)、クリ(チェスナット) |
針葉樹、広葉樹で一般的に使われている木材の種類と特徴を紹介!!
針葉樹
針葉樹は、主にスギ(杉)、ヒノキ(檜)、パイン(松)があげられます。

●スギ
ヒノキ科【スギ科】スギ属です。
原産地はアジア。
日本特産の代表的な樹種になります。
吉野杉、秋田杉、北山杉、天竜杉などが有名です!
心材と辺材の境界がわかりやすい。
心材は、黄色みを帯びた赤褐色やピンク色です。辺材は、白っぽいです。
年輪は明瞭です。
スギの特徴としては、
- 木目がはっきりしている
- 節が多い
- スギ特有の独特のにおい
- 気密性が低い
- 断熱性、防腐性がある
- 湿気を逃しやすい
- 乾燥が容易で扱いやすい
- やや軽軟(軽くて軟らかい)
- 傷が付きやすい
- 耐水性、耐久性が良い
- 加工しやすい
- 変形や狂いが生じにくい
- 経年変化が楽しめる
- 安価
用途として、構造材、造作材、床材、家具に多く使われています。
●ヒノキ(檜)
ヒノキ科ヒノキ属です。
日本特産の代表的な樹種になります。
木曽材、吉野材などが有名です!
心材と辺材の境界がはっきりしていない。
心材は、白っぽい淡いピンク色や黄み系。辺材は、白色がほとんどで淡い黄白色のものもある。
ヒノキの特徴としては、
- 耐久性(強度)が優れている
- 耐水性、耐湿度がある
- 木目が薄い
- 上品な赤みがある
- 暴れが少ない
- 腐朽しにくく、保存性が優れている
- 加工がしやすい
- 表面に特有の光沢、艶がある
- 強い芳香がある(気分が落ち着く香り)
- 軽軟で肌目が緻密
- 柔らかく滑らかな手触り
- 高価
用途として、造作材、家具材などに利用されています。
建築用材として、最も優れた木材のひとつです。
●パイン(松)
マツ科マツ属です。
50種類以上もある木材です!
日本の木材だと地松といいます。
地松は、赤松、黒松があります。
パイン材は、主に北欧、フランス、北米などから輸入しています。
心材、辺材は、種類が豊富でさまざまな色がある。
パインの特徴としては、
- 節が多い
- 美しい木目がある
- 木肌が柔らかく加工がしやすい
- 傷がつきやすく変形しやすい
- 衝撃を吸収してくれる
- 経年変化を楽しめる(色が変化する)
- 香りが良い
- 膨張、収縮、反りやすい
- 触り心地が良い
- 耐水性、耐久性が良い
- 安価
用途として、主に建材、床材、家具などに使われている。
広葉樹
広葉樹は、主にタモ(アッシュ)、ナラ(オーク)、ブナ(ビーチ)、メープル(カエデ)、チェリー(サクラ)、ウォールナット(クルミ)、チーク、ケヤキなどがあげられます。

●タモ(アッシュ)
モクセイ科トネリコ属です。
タモは、日本などの東アジアが原産地です。
アッシュは、北米や欧州産のものがあります。
心材は、淡い褐色です。
辺材は、白っぽい色です。
タモ(アッシュ)の特徴としては、
- しなやかさがある(折れにくい)
- 弾力性がある
- 肌目はやや粗い
- 硬くて頑丈(耐久性がある)
- 木目が美しい
- 滑らかな触り心地
- 比較的加工しやすい
- 衝撃を吸収してくれる
- 耐朽性が低い
- 経年変化が楽しめる
- やや高価
用途としては、家具材、建築材、造作材に使用されています。
●ナラ(オーク)
ブナ科コナラ属です。
ナラとオークは違う木材ですが、特徴が似ているので同じものとされることが多いです!!
ナラは日本、中国などのアジアやロシアに原産地があります。
オークは北米、欧州などの原産地があります。
心材は、淡い褐色です。辺材は、灰白色で年輪がはっきりしている木材です。
ナラ(オーク)の特徴としては、
- 重くて硬い
- 緻密で光沢がある
- 反りが生じにくい
- 耐久性に優れている(傷がつきにくい)
- 耐水性がある
- 加工性が良い
- 柾目面には虎班と呼ばれる模様がある
- 木目の模様が美しい
- 化粧的な価値が高い
- 比較的安価
用途として、家具、床材に多く使用されています。
また、建具などの建材にも使われています。
●ブナ(ビーチ)
ブナ科ブナ属です。
ブナは、日本などの原産地があります。
ビーチは、北米東部、ヨーロッパなどの原産地があります。
心材、辺材の両方とも全体的に白っぽいものや淡いピンク色です。
年輪は、やや明瞭になっています。
ブナ(ビーチ)の特徴としては、
- 緻密でほどよく硬く美しい
- しなやかで曲げに強い
- 木肌が滑らか
- 加工しやすい
- 柔らかさがある
- 木目がきめ細かい
- 柾目面には虎班と呼ばれる模様がある
- 化粧的な価値が高い
- 粘り強く弾性に富んでいる
用途としては、家具に多く使用されています。
特に、曲木イスに使われています♪
他にも、合板、床材にも使用される。
●メープル(カエデ)
ムクロジ科カエデ属です。
メープルは、北米、欧州などの原産地があります。
カエデは、日本などの原産地があります。
心材は、赤茶色です。辺材は、白みがかった赤褐色。
メープル(カエデ)の特徴としては、
- 硬くやや加工しにくい
- 強度がある(衝撃に強い)
- 肌触りがよい
- 光沢がある
- 波状の美しい縞模様がある
- 美しい鳥の目にような斑点(バーズアイ)がある
- 経年変化が楽しめる(飴色になる)
用途としては、家具材、床材、建築材、造作材などに使用されます。
●チェリー(サクラ)
バラ科サクラ属です。
サクラは、日本などの原産地があります。
チェリーは、北米などの原産地があります。
心材は、赤褐色。辺材は、黄白色のものや淡いピンク色。
チェリーの特徴としては、
- 木目が緻密
- 硬さは中程度(硬すぎず軟らかすぎない)
- 耐久性がある
- 強度がある
- 水に強い
- 加工性が良い
- 肌触りが良い
- 美しい光沢がある
用途としては、家具材、床材、建築材などに使用されます。
●ウォールナット(クルミ)
クルミ科クルミ属です。
ウォールナットは、北米などの原産地があります。
心材は、チョコレートのようなダークブラウンです。辺材は、淡色です。
ウォールナットの特徴としては、
- やや重い(硬くて重厚感がある)
- 濃淡のある横縞の木目が美しい
- 加工性が良い
- 接着性に優れている
- 強靭で弾力性に富んでいる
- 反りが生じにくい(狂いが少ない)
- 滑らかで触り心地が良い
- 耐久性、耐衝撃性に優れている
- 色が濃いブラウンが美しい
- 艶がある
- 世界三大銘木の1つで高価
用途としては、家具、床材などに使用されています。
●チーク
シソ科チーク属です。
チークは、東南アジアなどの原産地があります。
心材は、濃い黄色。辺材は、黄白色。
チークの特徴としては、
- 反りが生じにくい(狂いが少ない)
- 湿気に強い
- 耐水性がある
- 耐久性がある
- 独特の筋が入った美しい木目がある
- 光沢がある
- 加工がしやすい
- 経年変化がある(黄みを帯びた色から黄褐色に)
- 世界三大銘木の1つで高価
用途としては、家具、床材、建築材などに用いられます。
●ケヤキ
ニレ科ケヤキ属です。
日本、中国、台湾などの原産地があります。
心材と辺材の境目が明瞭です。
心材が橙色〜黄色みのある褐色系で、辺材は淡い黄色になっています。
ケヤキの特徴としては、
- 硬く重たい
- くっきりとした美しい木目がある
- 木肌の見栄えが良い
- 耐久性がある(強度が優れている)
- 耐湿性に優れている
- 耐水性に優れている
- 狂いが少ない
- 保存性がある
- 磨けば光沢がでる
用途として、家具材、建築材、造作材などに使われています。
無垢材・合板・集成材
木材の加工の種類はたくさんあります。
その特徴をそれぞれ紹介します。

無垢材は、
“木”本来の温かみがあり、あじわい深い木材です。
加工されていない木材!
合板は、
加工が加えられた木材!
普通合板は、単板、積層合板。
特殊合板は、パーティクルボード、ランバーコア、フラシュパネル、集成材があります。
無垢材、合板、集成材を紹介!!
無垢材
無垢材は、切り出されたままの木材(天然木)のことです。
丸太を板状にスライスした1枚板のこと。
無垢材の特徴として、
- 加工なし(接着剤が含まれない)
- あたたかみがある
- 肌触りがよい
- 自然な木目が美しい
- 狂いが起きる
- 反りや割れが起きる
- 耐久性が優れている
- 重量が重い
- 経年変化がある
- 比較的高価(合板と比べる)
用途として、床材(フローリング)、天井、外壁、内壁、家具材に利用されます。
合板(プライウッド)
合板は、木材を薄くスライスしてできた単板を「べニア」といいます。
薄い板材を繊維方向に交互に直交させて接着し、一定の厚さにして奇数枚張り合わせた板材です!
合板の特徴として、
- 強度が高い(割れが生じにくい)
- 縮み、反りが強い
- 接着剤を含んでいる
- 軽い
- 広い面積がとれる
- 積層された模様がある
- 比較的安価(無垢材と比べる)
用途として、家具、建具などに利用されています。
集成材
集成材は、小さな木材を接着剤などで貼り合わせたもの。
2~4㎝厚の挽き板(ラミナ)や小角材を繊維方向に揃えて、長さ、幅及び厚さの方向に集成接着したものをいいます。
木と木をつなげて張り合わせたもの。
無垢の木が長さ方向、幅方向につなげられたものをいいます。
人工の木材です。
集成材の特徴として、
- 強度がある(割れが生じにくい)
- 無垢材に比べて大きいサイズに可能
- 接着剤を含んでいる
- 比較的高価(無垢材と比べる)
用途として、建築材、造作材などに利用されます。
塗装

木材の塗装では、様々な種類があります。
その中でも、家具の塗装でよく使われる5つあげていきます。
ウレタン塗装
正式には、ポリウレタン樹脂塗装のことです。
主剤のポリウレタン樹脂に、溶剤のエステルを加えた塗装です。
木材のあたたかさはなく、冷たさを感じる質感です!
木材なのに、比較的人工的に感じやすくなります。
この塗装の特徴は、
- 耐久性(傷に強い)
- 耐水性、耐熱性(水・汚れに強い)
- 耐薬品性
- 密着力
- 乾きが早く
- 塗膜が強い
- 反りや割れが起こりにくい
- 光沢がある(つや消しの塗装もある)
- メンテナンスが不要(修理が難しい)
現在の家具に使用している塗装の中では、価格、品質ともに高級品とされている。
大量生産の家具にもよく用いります。
この性能を利用して、多くの家具に使用されています。
ラッカー塗装
樹脂など揮発性の高いシンナー、アルコールなどで薄めた塗装をいいます。
合成樹脂塗料で、古くから使われています。
この塗装の特徴は、
- 滑らかさがある
- 柔らかさがある
- 木の肌触りがある
- 日光に弱い(変色する)
- 光沢がある(ウレタンよりはない)
- 耐水性、耐熱性が低い(ウレタン塗装と比べて)
- 耐薬品性に弱い
- 揮発性が高い(ウレタン塗装と比べて)
国内ではほどんど使われない塗装で、アンティーク家具などで使われます。
オイルフィニッシュ(オイル塗装)
主に、亜麻仁油を原料とする塗料をいいます。
他にも、植物由来のオイルを主原料にしています。
よく使われる樹種には、チーク、ウォールナット、ローズウッドがあります。
この塗装の特徴は、
- 滑らかさがある
- 木目が際立つ
- 木の自然な色味が出る
- 傷がつきやすい
- 汚れやすい
- 耐水性が少ない
- 反れや割れが起こりやすい(ウレタン塗装に比べて)
- メンテナンスが必要(1〜2年に1度ほど)
塗装が目立たないので、無垢材の家具によく使われます。
北欧で開発した仕上げで、木材の中にオイルを浸透させ、表面に塗膜をつくりません!!
モダンでオーソドックスな家具になりますよ♪
ポリエステル塗装
主剤のポリエステルに硬化剤を混合して塗装すると、なかに含まれているパラフィンが浮き層をつくり、空気を遮断して、硬化反応をおこして、そのまま固化する塗装です。
シンナーのような溶剤を含まないので、使用した量がそのまま固まり、100%樹脂塗装といわれています。
木材の質感を出にくい!!
この塗装の特徴は、
- 鏡面に仕上がる(光沢がある)
- 塗膜が厚い
- 傷に弱い
- 耐候性に秀でている(直射日光、温度に強い)
- 耐水性、耐湯性に優れている
- 耐薬品性が良い
- 衝撃に弱い
ピアノの塗装によく使われていて、高級感や光沢感に優れています。
UV塗装
UVは、ウルトラバイオレットの略です。
紫外線硬化塗料ともいいます。
塗料の中に光と反応しやすい物質が入っていて、紫外線を当てると数秒で硬化するようにつくられています。
この塗装の特徴は、
- 傷がつきにくい(塗膜が硬い)
- 透明感がある
- 耐候性が良い
- 耐衝撃密着性が良い
- 耐水性、耐湯性が良い
- 耐薬品性がある
- 難燃性がある
- 耐摩耗性が強い
- 鏡面のような光沢がある(ウレタン塗装と比べて)
- メンテナンスが難しい
- ・やや高価
硬い塗膜を生かして、学習机やテーブルの天板に使われることが多いです。
ナチュラルよりは、モダンな仕上がりになります。
無垢材のものには使えない塗装です。
まとめ
今回は、『木材の種類と特徴!?無垢材と合板・集成材の違い!家具塗装について』と題して紹介しました!!
針葉樹は、ソフトウッドといわれ、建材によく使われます。
スギ(杉)、ヒノキ(檜)、パイン(松)があげられます。
広葉樹は、ハードウッドといわれ、家具、床材によく使われます。
タモ(アッシュ)、ナラ(オーク)、ブナ(ビーチ)、メープル(カエデ)、チェリー(サクラ)、ウォールナット(クルミ)、ケヤキがあげられます。
加工の種類としては、
- 無垢材は、切り出されたままの木材(天然木)のことです。
丸太を板状にスライスした1枚板のこと。
用途として、床材(フローリング)、天井、外壁、内壁、家具材に利用されます。 - 合板は、木材を薄くスライスしてできた単板を「べニア」といいます。
薄い板材を繊維方向に交互に直交させて接着し、奇数枚張り合わせた板材です!
用途として、家具、建具などに利用されています。 - 集成材は、小さな木材を接着剤などで貼り合わせたもの。
繊維方向に揃えて、長さ、幅及び厚さの方向に集成接着したものをいいます。
用途として、建築材、造作材などに利用されます。
木材の塗装では、様々な種類がありますが、家具の塗装でよく使われる5つあげていきます。
ウレタン塗装は、主剤のポリウレタン樹脂に、溶剤のエステルを加えた塗装です。
ラッカー塗装は、樹脂など揮発性の高いシンナー、アルコールなどで薄めた塗装をいいます。
オイルフィニッシュは、主に、亜麻仁油を原料とする塗料をいいます。
ポリエステル塗装は、主剤のポリエステルに硬化剤を混合して塗装すると、なかに含まれているパラフィンが浮き層をつくり、空気を遮断して、硬化反応をおこして、そのまま固化する塗装です。
UV塗装は、塗料の中に光と反応しやすい物質が入っていて、紫外線を当てると数秒で硬化するようにつくらた塗装です。
以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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