家具は、インテリアのイメージに大きな影響と重要な意味をえてくれます。
簡単に、家具のちょっとした知識を種類に分けて紹介します。
今回は、『家具の基本的な知識!家具の分類や形態・機能・材料の分類について』と題して紹介します。
家具の基礎知識
家具の大きな分類について紹介していきます。色々な観点から紹介していきます。
家具の分類
家具は、造作家具と置き家具に分かれています。
・造作家具は、備え付けの家具で施工をともなうビルトインタイプのものをいいます。
例えば、クローゼット、キッチンなど簡単には変えられないものが主にこれに当たります!
他にも壁面、ドア・窓などの開口部は、調和が大切になってきます。
・置き家具は、チェア、テーブル、ソファ、チェストなどをいいます。木部の色合いやトーンによってイメージが変わります。布系だと張地の色とパターン、質感も大切です。
形態による分類
家具の形態による分類は、脚もの、箱もの、小ものに分かれています。
・脚ものは、椅子(チェア)、テーブル、ソファ、ベッドなど脚が付いているものをいいます。
・箱ものは、タンス、チェスト、キャビネットなどの収納できたりする箱のようなものをいいます。
・小ものは、ワゴン、花瓶、マガジンラックなどがこれにあります。
機能による分類
家具を機能に分けると人体系家具、準人体系家具、建物系家具に分かれています。
・人体系家具は、身体に直接触れて、身体を支えてくれる家具をいいます。
例えば、椅子(チェア)、ソファ、ベッドなどがあります。
・準人体系家具は、作業するための椅子の補助的役割がある家具です。
例えば、テーブル、デスクなどがあります。
・建物系家具は、収納したり整理したりするときに用いられる家具です。
例えば、タンス、カップボード、キャビネット、カップボードなどがあります。
家具に使われる材料による分類
家具に使われている材料は、主に木材、金属、プラスチック、家具金物、家具の塗装でできています。
・木材は、針葉樹と広葉樹があります。また、無垢材と合板で分けることもあります。
針葉樹は、木肌が繊細でやわらかいので凹みとかができる素材です。木肌のままで美しい木材です。柔らかな光沢があります。
例えば、マツ、ヒノキ、スギがこれにあたります。
広葉樹は、堅硬で、木目が変化に富んでいます。塗装することで美しくなります。
例えば、ブナ、タモ、キリ、ウォールナット、チーク、マホガニー、ローズウッドなどがあります。
無垢材は、あじわい深い木材です。木材として狂いが起きたり、反りやヒビが起きてしまいますが木材ならではのあたたかさがあります。比較的高価です。
合板は、普通合板は、単板、積層合板。特殊合板は、パーティクルボード、ランバーコア、フラシュパネル、集成材があります。
・金属は、鋼、ステンレス、アルミニウム、銅、銅合金などがあります。
・プラスチックは、熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂があります。
熱可塑性樹脂は、熱に弱い樹脂です。
例えば、塩化ビニル、アクリル、スチロール、ABS樹脂などがあげられます。
熱硬化性樹脂は、耐熱性がある樹脂です。
例えば、メラミン、ポリエステル、フェノール、ユリアなどがあげられます。
・家具金物は、建具周りに使われる金物です。
建具の吊り込み開閉、戸締りを行う際に必要になります。
ドアと引き戸、引き違い戸などそれぞれの特性に合わせた専用のものがあります。
機能とともに建具周りや建物の装飾が目的にもなっています。選んだもので、イメージが大きく変わることもあります。
ハンドル、つまみ、握り手、蝶番、ヒンジ、キャッチキャスターなどもこれにあたります。
・家具の塗装は、木材の塗装では、様々な種類があります。
現場で塗装する場合と家具の塗装では、工程が大きく異なっています。もちろん、仕上がりも異なりますよ。
例えば、白木塗装、木地色塗装、着色塗装、金属塗装、電気メッキがあります。
まとめ
今回は、『家具の基本的な知識!家具の分類や形態・機能・材料の分類について』と題して紹介しました。
家具は、造作家具と置き家具に分かれています。
家具の形態による分類は、脚もの、箱もの、小ものに分かれています。
家具を機能に分けると人体系家具、準人体系家具、建物系家具に分かれています。
家具に使われる材料による分類には、木材は、針葉樹と広葉樹があります。また、無垢材と合板で分けることもあります。
金属は、鋼、ステンレス、アルミニウム、銅、銅合金などがあります。
プラスチックは、熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂があります。
家具金物、家具の塗装についても紹介していました。
以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました!
コメント