【インテリアスタイルおすすめ7選】種類の特徴・テイストの基本を解説!




インテリア

インテリアコーディネーターのKanaです。

インテリアスタイルは、世の中にたくさんあります。
その中で、基本のスタイルといえる以下の7種類について解説します。

  • モダンスタイル:スタイリッシュさや都会的で洗練された印象を持つスタイル
  • ナチュラルスタイル:木の素材感、ぬくもりを活かした素朴なスタイル
  • 北欧スタイル:家の中がより明るく、楽しく、居心地がよくなるスタイル
  • エレガントスタイル:女性的なローズ、ラベンダーの色合いのスタイル
  • クラシックスタイル:ヨーロッパの歴史的宮殿のような古典的なスタイル
  • ヴィンテージスタイル:時間を重ねた味わい深いスタイル
  • インダストリアルスタイル:工業的なスタイル

インテリアスタイルに悩んでいる方、インテリアが好きな方の参考になるとうれしいです♪

 

今回は、『【インテリアスタイルおすすめ7選】種類の特徴・テイストの基本を解説!』と題して話します!



7種類のインテリアスタイルを紹介!

7種類のインテリアスタイルをまとめました。
お気に入りを見つけて下さいね♪

モダンスタイル

モダンは、英語で「modern」と書きます。
日本語にすると「現代的な」「近代的な」「最新の」という意味があります。

モダンスタイルは、実際には『今』のインテリアスタイルを表しているのではなく、産業革命以降にできた新しい技術や素材を使ったスタイルです。

スタイリッシュさや都会的で洗練された印象を持つスタイルのことをいいます。

どこか非日常的で高級感があり、上質なイメージもあります。
生活感が少なくおしゃれです!!

 

キーワード

モダン、現代的、近代的、最新の、斬新、都会的、スタイリッシュ、洗練、非日常、非現実的、高級感、上質、幾何学的、ストライプ、シンプル、ミニマム、清潔感、落ち着いた、大人っぽい、シック、クール、シャープ、かっこよさ、合理性、モノトーン(無彩色)、ビビッドカラー、無機質、人工的、機能美、直線的

 

モダンスタイルのポイントになる配色(カラー)・素材・質感・形(フォルム・ライン)を紹介!!

  モダンスタイル モダンスタイル モダンスタイル
配色(カラー) モノトーン(黒・白・グレー)、ダークブラウン、ウォールナットブラウン

特徴:色味を抑える
ビビッドカラー(原色の特に赤・青・黄色)、ネイビー(特に深みのある色)、ワインレッド、シルバー、淡いグレー、ベージュ、アイボリー、クリア(透明) パープル、オレンジ、グリーン、銅
素材 金属(アルミ、鉄(アイアン)、ステンレス、スチール、銅、パイプ)、レザー(皮革)、ガラス、コンクリート、石(とくに大理石)、プラスチック樹脂(ポリカーボネード、アクリル)、ガラス

特徴:人工的な素材、上質なもの
木材(ウォールナットなどダークトーンのもの)また(木目が少なくて塗装、ツヤがある鏡面仕上げのもの)、プライウッド(合板)、布(目の詰まっているもので、明度が中から低めのもの)、ビニール、カーペット  
質感 硬質感、無機質、金属質、光沢感 重厚感、マット感  
形(フォルム・ライン) ・無駄を省いた、飾り気が少ない装飾。
・機能美がある。
・シンプルですっきりしたデザイン。
・直線を生かしたシャープなライン。
・面
・シンプルで人工的な曲線(直線よりはおすすめしない)  

 

ナチュラルスタイル(ナチュラルインテリア)

ナチュラルは、英語で「natural」と書きます。
日本語にすると「自然の」「天然の」という意味があります。

ナチュラルインテリアは、木の素材感、ぬくもりを活かした素朴なスタイルです。
自然素材そのままの装飾も少ないインテリアテイストのことです。

自然を連想させる柔らかな色味でまとめられた、温かみと安らぎ、そしてくつろぎのあるシンプルな空間になります。

ナチュラルインテリアは、流行に左右されることなく、長く使っても飽きのこないスタイルです。
しかし、シンプルさが勝って寂しげな印象になることもあります!

 

チェックポイント

ナチュラル、自然、天然、木、素材感、ぬくもり、素朴、自然素材、天然素材、やわらかい、温かみ、明るい、ソフト、安らぎ、くつろぎ、リラックス、すっきり感、癒やし、古民家、古材、シンプル、曲線、木目、シック、アースカラー、ナチュラルカラー、オーガニック、カフェ風、ハンドメイド

 

ナチュラルスタイルのポイントになる配色(カラー)・素材・質感・形(フォルム・ライン)を紹介!!

  ナチュラルスタイル ナチュラルスタイル ナチュラルスタイル
配色(カラー) ホワイト(白)、オフホワイト、アイボリー、ベージュ、グリーン、オリーブ、ナチュラルブラウン、淡いグレー、カーキ

特徴:アースカラー(地球に存在する自然の色)、ナチュラルカラー(アースカラーを薄くした色)
ブラウン、ブルー、水色、グレー ブラック(黒)、ダークブラウン、テラコッタ
素材 木材(無垢材・集成材など広葉樹※1、針葉樹※2とくに白木)、合板、籐(ラタン)、布(麻、木綿、絹、羊毛など天然繊維)、土

特徴:天然素材、
自然素材
木材(ウォールナットなどダークトーンのもの)入れすぎると違うスタイルになる。 石(レンガ、テラコッタ、タイル)、革皮(レザー)
質感 軟質感、有機質、無機質、木質感、マット感    
形(フォルム・ライン) ・無駄を省いた、飾り気が少ない装飾。
・シンプルな形状のデザイン。
・すっきりとしたなだらかなカーブの曲線。(柔らかな曲線)
・シンプルな直線のライン(曲線よりはおすすめしない)  
※1広葉樹:タモ(アッシュ)、ナラ(オーク)、ブナ(ビーチ)、メープル、チェリー、ウォールナット、ケヤキ、など
※2針葉樹:スギ、ヒノキ、パインなど

北欧スタイル(北欧インテリア・スカンジナビアンスタイル)

北欧は、ヨーロッパの北に位置する北欧諸国のフィンランド、デンマーク、ノルウェー、スウェーデンの4カ国を中心としています。

ただし、日本で北欧インテリアといわれているのは、北欧の暮らしを日本人がリラックスできるよう工夫がなされた、北欧風のインテリアで北欧テイストになります。

北欧は、北極圏に近い国なので、寒い冬の季節が多いのが特徴です。
寒いためか、そこに暮らす人々は冬の間、家の中で過ごす時間がとても長くなります。

北欧の住宅では、夜が長いため、自然と部屋にこもる時間が長くなり、より快適さを求めています。
そのため家の中がより明るく、楽しく、居心地がよくなる工夫が凝らされているのが北欧インテリアの特徴です。

北欧テイストは、自然素材のものを取り入れ、柔らかい光の照明器具を取り入れ、植物柄、動物柄または、幾何学模様を取り入れます!

 

チェックポイント

北欧、ヒュッゲ、ナチュラル、自然、天然、木、白木、ぬくもり、素朴、自然素材、天然素材、やわらかい、温かみ、暖かみ、明るい、ソフト、安らぎ、くつろぎ、リラックス、機能美、すっきり感、癒やし、シンプル、曲線、木目、シック、アースカラー、ナチュラルカラー、オーガニック、居心地の良い、動物柄、植物柄、幾何学模様、パステルカラー、スモーキーカラー、ビビッドカラー、上質、ポップ、ミニマル、モダン

 

北欧スタイルのポイントになる配色(カラー)・素材・質感・形(フォルム・ライン)を紹介!!

  北欧スタイル 北欧スタイル 北欧スタイル
配色(カラー) モノトーン(黒・白・グレー)、オフホワイト、アイボリー、ベージュ、グリーン、ライトグリーン、オリーブ、ナチュラルブラウン、レッド、オレンジ、ブルー、ブルーグレー、イエロー、くすみカラー
特徴:アースカラー、ナチュラルカラー、パステルカラー、スモーキーカラー
ビビッドカラー、紺、ピンク、ブラウン カーキ、ダークブラウン、テラコッタ、ターコイズ
素材 木材(無垢材・集成材など広葉樹※1、針葉樹※2とくに白木)、籐(ラタン)、布(麻、木綿、絹、羊毛など天然繊維)

特徴:天然素材、
自然素材
木材(ウォールナットなどダークトーンのもの)入れすぎると違うスタイルになる。ガラス 石(タイル、レンガ、テラコッタ)、皮革(レザー)、ステンレス、ガラス
質感 軟質感、有機質、木質感、マット感    
形(フォルム・ライン) ・無駄を省いた、飾り気が少ない装飾。
・シンプルで機能的なデザイン。
・すっきりとしたなだらかなカーブの曲線。(柔らかな曲線)
・フラット
・シンプルな直線のライン(曲線よりはおすすめしない)  
※1広葉樹:タモ(アッシュ)、ナラ(オーク)、ブナ(ビーチ)、メープル、チェリー、ウォールナット、ケヤキ、など
※2針葉樹:スギ、ヒノキ、パインなど

エレガントスタイル(エレガントインテリア)

エレガントは、英語で「elegant」と書きます。
日本語にすると「優雅な」「上品な」という意味があります。

エレガントインテリアは、主にフランスのロココ様式、ネオクラシシズム(新古典主義)の豪華なスタイルを特徴としています。

女性的なローズ、ラベンダーの色合いのインテリアテイストです。

家具は曲線シルエットのもので繊細な彫刻が入った装飾的なものが中心です。

 

チェックポイント

エレガント、フェミニン、シック、ロマンチック、華やか、優雅、上品、女性的、柔らかさ、しなやか、美しい、丸み、曲線、華奢、花柄、ヨーロピアン、フランス、ロココ、クラシカル、上質、気品、美しい、ガーリー、姫系、高級感、洗練、アンティーク

 

エレガントスタイルのポイントになる配色(カラー)・素材・質感・形(フォルム・ライン)を紹介!!

  エレガントスタイル エレガントスタイル エレガントスタイル
配色(カラー) モノトーン(黒・白・グレー)、ピンク、パープル(ラベンダー)、水色、ゴールド、シルバー、クリア(透明)、オフホワイト、アイボリー、ベージュ、ナチュラルブラウン、グリーン

特徴:グレイッシュトーン、ライトグレイッシュトーン、ペールトーン
ブルー、ネイビー カーキ、ダークブラウン、テラコッタ
素材 木材(無垢材・集成材など広葉樹※1、針葉樹※2とくに白塗装されたもの)、布(ファー、シルク、ベルベット、サテン、レースなど天然繊維)、カーペット、絨毯、石(タイル、大理石)、メタル 木材(ウォールナットなどダークトーンのものアンティーク調)入れすぎると違うスタイルになる。 レザー、籐(ラタン)
質感 軟質感、硬質感、有機質、無機質、木質感、マット感、光沢感    
形(フォルム・ライン) ・装飾性がある。
・豪華で華奢
・丸みを帯びたデザイン
・すっきりとしたなだらかなカーブの曲線。(柔らかな曲線)
・シンプルな直線のライン(曲線よりはおすすめしない)  
※1広葉樹:タモ(アッシュ)、ナラ(オーク)、ブナ(ビーチ)、メープル、チェリー、ウォールナット、ケヤキ、など
※2針葉樹:スギ、ヒノキ、パインなど

クラシックスタイル(クラシックインテリア)

クラシックは、英語で「classic」と書きます。
日本語にすると「古典的な」「伝統的な」という意味があります。

一般的には、ヨーロッパの歴史的宮廷インテリアのことで古典的なインテリアスタイルの総称をいいます。

ロココ様式、バロック様式、クイーン・アン様式などがあります。

家具は、オークやマホガニーなど濃い色合いで細部に装飾的なものが多く、ファブリックは、様式にそったブラウンやエンジ、グリーンなどの色調のものが多用されています。

 

チェックポイント

クラシック、クラシカル、ヨーロピアン、トラディショナル、宮殿、高級感、伝統的、古典的、豪華、重厚感、格調高い、アンティーク、エレガント、上質、優雅、華やか、上品、気品、シンメトリー、シック、レトロ、バロック、クイーン・アン、ロココ、ヴィクトリアン、洗練、繊細、フェミニン、曲線、幾何学

 

クラシックスタイルのポイントになる配色(カラー)・素材・質感・形(フォルム・ライン)を紹介!!

  クラシックスタイル クラシックスタイル クラシックスタイル
配色(カラー) モノトーン(黒・白・グレー)、ダークブラウン、ブラウン、ゴールド、ネイビー、グリーン、レッド、ワインレッド、オリーブ、ブルー

特徴:ダークトーン
アイボリー、ベージュ、ナチュラルブラウン、シルバー、ピンク、パープル(ラベンダー)、水色、クリア(透明)、オフホワイト カーキ、テラコッタ
素材 木材(無垢材・集成材など広葉樹※1、針葉樹※2とくに塗装されたものやマホガニー・ウォールナットなどダークトーンのもの)、布(シルク、ベルベット、サテンなど天然繊維)、カーペット、絨毯、石(タイル、大理石)、メタル、レザー    
質感 硬質感、有機質、無機質、木質感、マット感、光沢感、重厚感    
形(フォルム・ライン) ・装飾性がある。
・豪華で重厚感のあるフォルム
・スラッとした直線
・丸みを帯びたやわらかな曲線デザイン
   
※1広葉樹:タモ(アッシュ)、ナラ(オーク)、ブナ(ビーチ)、メープル、チェリー、ウォールナット、ケヤキ、など
※2針葉樹:スギ、ヒノキ、パインなど

ヴィンテージスタイル(ヴィンテージインテリア)

ヴィンテージは、英語で「vintage」と書きます。
日本語にすると「年代もの」「古くて価値のある」という意味があります。

ヴィンテージインテリアは、時間を重ねた味わい深いインテリアスタイルです。

新しいものよりも、古くて良いものを使うのがヴィンテージインテリアです。

質感にこだわり、エイジング加工など年代を感じさせるようなインテリアスタイルです。

 

チェックポイント

ヴィンテージ、年代物、クラシカル、トラディショナル、宮殿、高級感、伝統的、古い、かっこいい、味わい深い、重厚感、格調高い、アンティーク、上質、レトロ、洗練、繊細、個性的、ボリューム、シンプル、カジュアル、男前、クール、ノスタルジック、懐かしさ、無骨、工業的、幾何学

 

ヴィンテージスタイルのポイントになる配色(カラー)・素材・質感・形(フォルム・ライン)を紹介!!

  ヴィンテージスタイル ヴィンテージスタイル ヴィンテージスタイル
配色(カラー) モノトーン(黒・白・グレー)、ダークブラウン、ブラウン、ゴールド、ネイビー、グリーン、アイボリー、ベージュ、ワインレッド、オリーブ、ブルー

特徴:ダークトーン
ナチュラルブラウン、シルバー、ピンク、パープル(ラベンダー)、水色、クリア(透明)、オフホワイト、ビビッドカラー カーキ、テラコッタ
素材 木材(無垢材・集成材など広葉樹※1、針葉樹※2とくに古材やマホガニー・ウォールナットなどダークトーンのもの)、布(シルク、ベルベット、サテンなど天然繊維)、ラグ、石(タイル、レンガ)、コンクリート、メタル、アイアン、鉄、レザー    
質感 硬質感、有機質、無機質、木質感、マット感、光沢感、重厚感    
形(フォルム・ライン) ・装飾性が少ない。
・シンプルで重厚感のあるフォルム
・スラッとした直線
・丸みを帯びたやわらかな曲線デザイン
   
※1広葉樹:タモ(アッシュ)、ナラ(オーク)、ブナ(ビーチ)、メープル、チェリー、ウォールナット、ケヤキ、など
※2針葉樹:スギ、ヒノキ、パインなど

インダストリアルスタイル

インダストリアルは、英語で「iudustrial」と書きます。
日本語にすると「工業の」「産業の」という意味があります。

現在は、工業的が一般的な解釈ですね♪

1920年代から現れはじめたデザインになります。

金属製品(スチール)やコンクリートなど工場のような建築資材の剥き出し、無機質な素材、無骨でかっこいいデザインとなりインダストリアルスタイルに近づきます!

 

チェックポイント

インダストリアル、工業的、無骨、むき出し、無機質、工場、倉庫、ヴィンテージ、大量生産、機能美、古い、かっこいい、ユーズド、個性的、ボリューム、シンプル、カジュアル、男前、クール、ノスタルジック、懐かしさ、幾何学、レトロ

 

インダストリアルスタイルのポイントになる配色(カラー)・素材・質感・形(フォルム・ライン)を紹介!!

  インダストリアルスタイル インダストリアルスタイル インダストリアルスタイル
配色(カラー) モノトーン(黒・白・グレー)、ダークブラウン、ブラウン、シルバー、ネイビー、グリーン、アイボリー、ベージュ、ワインレッド、オリーブ、ブルー

特徴:ダークトーン、アースカラー
ナチュラルブラウン、ピンク、パープル(ラベンダー)、水色、クリア(透明)、オフホワイト、ビビッドカラー カーキ、テラコッタ、ゴールド
素材 木材(無垢材・集成材など広葉樹※1、針葉樹※2とくに古材)、布など天然繊維、ラグ、石(タイル、レンガ)、コンクリート、メタル、アイアン、鉄、レザー、金属、アイアン(スチール)、ガラス    
質感 硬質感、無機質、マット感、重厚感    
形(フォルム・ライン) ・装飾性が少なく機能美に優れている。
・シンプルで重厚感のあるフォルム
・直線的なデザイン
   
※1広葉樹:タモ(アッシュ)、ナラ(オーク)、ブナ(ビーチ)、メープル、チェリー、ウォールナット、ケヤキ、など
※2針葉樹:スギ、ヒノキ、パインなど

まとめ

今回は、『【インテリアスタイルおすすめ7選】種類の特徴・テイストの基本を解説!』と題して紹介しました!

  • モダンスタイル:スタイリッシュさや都会的で洗練された印象を持つスタイル
  • ナチュラルスタイル:木の素材感、ぬくもりを活かした素朴なスタイル
  • 北欧スタイル:家の中がより明るく、楽しく、居心地がよくなるスタイル
  • エレガントスタイル:女性的なローズ、ラベンダーの色合いのスタイル
  • クラシックスタイル:ヨーロッパの歴史的宮殿のような古典的なスタイル
  • ヴィンテージスタイル:時間を重ねた味わい深いスタイル
  • インダストリアルスタイル:工業的なスタイル

 

以上になります。

最後までご覧いただきありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました