インテリアに関わる人間工学!人体寸法の目安【身長・指極・肩幅・座高など】




人間工学

人間工学は、インテリアコーディネーターにとって大切になってくる分野の一つです!

成人の頭部の質量は、全体重の8%である。そして、背もたれのないイスに腰かけたとき、座面の受ける力は、全体重の約85%とみなしています。

人体寸法の略算値は、
身長:H
眼高:0.9H
肩峰高:0.8H
指先点高:0.4H
指極:H
肩幅:0.25H
下腿高:0.25H
座高:0.55H
机面高:0.4H
上肢挙上高:1.2H

自分の身体の寸法を知ることによって、設計がはじまります。

今回は、『インテリアに関わる人間工学!人体寸法の目安【身長・指極・肩幅・座高など】』を紹介します。



人間工学って何?

一般的には、人間の作業能力とその限界を知ることで、仕事を人間の生理・心理学的な諸特性に適合させていく科学のようなものです。

インテリア計画では、人間の寸法や形態、感覚、知覚、動作、行動などあらゆる諸特性を考慮しなければなりません!!そして、室内環境を調節していきます。

具体的にインテリアの観点からいうと、長時間座っても疲れない椅子、寝心地の良いベッドなどを選ぶとき、人とモノとの関係性を見直していかなければなりません!人間工学では、このようなことも考えることになります。

また、人間工学を用いると物などの使い勝手がよくなります(^▽^)/

そして、人間工学は、身長、座高、体重などを基準に考えられています。空間や製品を設計する時に重要になってきます!
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人体の大きさと重さの質量

成人の場合には、身体全体の重心の位置は、立位姿勢の場合には、中心よりやや上でへその少し下にあるといわれています!

例えば、身長160㎝の人であれば、90㎝のあたりに重心があることになります。

ちなみに、設計の目安として、成人男性は165㎝、成人女性は155㎝とされていることが多いです!

椅座位 臥位

成人の頭部の質量は、全体重の8%である。そして、背もたれのないイスに腰かけたとき、座面の受ける力は、全体重の約85%とみなしています。

人体寸法の目安について

人体の各部位の寸法は、身長とほぼ比例的な関係にあることになっています。

そのため、身長を基準として、身体の主要な部分のおおよその寸法を求めることができます!

それを、人体寸法の略算値といいます。インテリアの計画において便利な数値となっているのでよく活用されます。

イスの高さを決めたり、ベッドサイズを決める時はもちろんのこと、食事に必要な幅の計画にも目安として使われています。

身長という基準値として、眼の高さから床面までの寸法0.9Hと考えられています。

肩の高さから床面までの寸法0.8H腕をピンと足に合わせたとき指先から床面までの寸法0.4Hとします。

両手を左右に広げたときの寸法は身長と同じくで表されます!
肩幅は、0.25H

イスに座った時膝から床面までの寸法は肩幅と同じく0.25Hです。
テーブルやデスクの甲板上面から床面までの寸法0.4H

座高は、0.55H

腕を斜め上に伸ばしたときの、指先から床面までの寸法は、1.2Hとなっています。
楽にものなどを取れる高さのことです!

これは、人の身長より上にある棚などを見極めるうえで大切になってきます!

自分の寸法を知ろう

自分の身体の寸法を知ることによって、設計がはじまります。建築は人間がその中に入って行動します。

したがって、人間の寸法のほかに動く範囲の広さが必要になります。人体寸法は、その空間の中での用途に合った動作空間の大きさが重要になります(^▽^)/

自分自身のさまざまな部分の寸法を知っていれば、大まかに空間を設計することができます。または、実測する時にもきっと役立つはずです♪

さらに、自分自身の寸法の他にも、男性と女性の体格の違いや平均身体寸法も知っておいてほしいです!

そして、イスの高さ、ベッドの大きさなど基本となる寸法は記憶しておかなければならないインテリアコーディネーターの知識になります。
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まとめ

今回は、インテリアに関わる人間工学!人体寸法の目安についてを簡単に解説しました。

人間工学は、身長、座高、体重などを基準に考えられています。空間や製品を設計する時に重要になってきます!

インテリア計画では、人間の寸法や形態、感覚、知覚、動作、行動などあらゆる諸特性を考慮しなければなりません!!そして、室内環境を調節していきます。

成人の頭部の質量は、全体重の8%である。そして、背もたれのないイスに腰かけたとき、座面の受ける力は、全体重の約85%とみなしています。

人体寸法の略算値は、
身長:H
眼高:0.9H
肩峰高:0.8H
指先点高:0.4H
指極:H
肩幅:0.25H
下腿高:0.25H
座高:0.55H
机面高:0.4H
上肢挙上高:1.2H

自分の身体の寸法を知ることによって、設計がはじまります。建築は人間がその中に入って行動します。さらには、イスの高さ、ベッドの大きさなど基本となる寸法は記憶しておかなければならないインテリアコーディネーターの知識になります。

ぜひ、覚えてくださいね(^▽^)/

以上になります。

最後までご覧いただきありがとうございました!

コメント

  1. […] 出典:時は素敵な暮らしなり […]

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