インテリアの使われる様々な装飾と模様・文様について【七宝・市松・唐草模様など】




人間工学

インテリアの壁紙やカーテン、クッションなど様々なところで使われている模様について知りたいと思いませんか?

模様って実は名前があったの?と思うものがあったりしますよ。

個人的には、麻の葉、ペーズリー模様が好きです!あなたも好きな模様を見つけませんか♪

今回は、『インテリアの使われる様々な装飾と模様・文様について【七宝・市松・唐草模様など】』と題して紹介します。



模様・文様と装飾

装飾の歴史は、人類の歴史といっていいほど歴史の長さを感じられます。さまざまな装飾の技法が工夫されています。

インテリアにも装飾は、さまざまなところで用いられています!

時代はもちろん、地域によっても異なる模様があって多種多様に展開してきました!

動物や植物の形をもとにして考案されることも多かったです。

日本の文様は、現在では着物の柄としてしか見ることが減ってきていますが知っておいた方がいい模様・文様の装飾をいくつか紹介します。

麻の葉 七宝

麻の葉は、正六角形を組み合わせた幾何学文様のことをいいます。麻の葉を連想することから名付けられました!

七宝は、日本伝統的な有職文様のひとつです。工芸品や服飾に用いられることが多い文様です!刺し子の図案として知られています。

まんじつなぎ 青海波

まんじつなぎは、梵語の卍の字を斜めに崩して四方に連続させた文様です。永遠に連続するさまから、慶事礼装の地紋として使われていますよ♪

青海波は、半円形を三重に重ねて、波のように反復されたさまの文様です!雅楽の衣装に使われています。

かご目 市松

かご目は、竹などを網の目にしたものや、連続した格子状の編網のことでもあります。魔除けの効果があるともいわれています!

市松は、格子模様のひとつで2色の正方形または長方形を交互に配した模様です!

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雷文 鱗文

雷文は、中国の伝統的な幾何文様です。日本では縁飾りや地文として用いられています。ラーメンのイメージがありますね。

鱗文は、重なっている三角形の図案です。世界中で昔から見られる文様で魔除けなどの呪術性があります。

唐草模様 ペーズリー模様

唐草模様は、葉や茎そして、ツル植物が伸びたり絡んだりした形を図案した模様です!複数の曲線にすることでツルが絡む様子を表しています。

ペーズリー模様は、植物をモチーフにした模様のことをいいます!形は、原産動物や植物の種、果実そして、花びらなど様々なものがあります。

他にも、朽木模様と呼ばれる、文字通り朽ちた木や板のような形を文様にしたものがあります。

松皮びしと呼ばれる、松の樹皮の割れに似ていることから名付けられました。大小の菱形を連続して松皮の形にしました。

繧繝模様は、平安時代の寝殿造りにおいては、身分の高い者の畳には繧繝模様(うんげんもよう)の縁などが使われていました。平安時代は、格式を大切にしていました!

繧繝模様

西洋とイスラムの文様の装飾

装飾の技法には、バロックのアカンサス模様や、アラベスク模様もよく使われます。

アカンサス模様

アラベスク模様 アラベスク模様

宗教的な考えや王族や貴族の生活を表している意味合いがあるものを多く存在します。

ゴシックのトレーサリーにも、幾何模様やフランボワイヤンなどがあります。

ちなみに、トレーサリーは、ゴシック建築で尖頭アーチやアーチ状の窓の上部にはめ込む装飾用の石の組子で狭間飾りです。

まとめ

今回は、『インテリアの使われる様々な装飾と模様・文様について【七宝・市松・唐草模様など】』と題して紹介しました。

装飾の歴史は、人類の歴史といっていいほど歴史の長さを感じられます。さまざまな装飾の技法が工夫されています。

日本の文様は、現在では着物の柄としてしか見ることが減ってきていますが知っておいた方がいい模様・文様の装飾をいくつか紹介しました!

・麻の葉:正六角形を組み合わせた幾何学文様

・七宝:日本伝統的な有職文様のひとつで、刺し子の図案として知られています。

・まんじつなぎ:梵語の卍の字を斜めに崩して四方に連続させた文様

・青海波:半円形を三重に重ねて、波のように反復されたさまの文様

・かご目:竹などを網の目にしたものや、連続した格子状の編網のこと

・市松:格子模様のひとつで2色の正方形または長方形を交互に配した模様

・雷文:中国の伝統的な幾何文様

・鱗文:重なっている三角形の図案

西洋・イスラムは、バロックのアカンサス模様や、アラベスク模様、ゴシックのトレーサリーがあげられます。

以上になります。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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