カーペットのパイル形状の分類!施工方法についても紹介します!




床材

床って、家にあって当たり前の存在ですよね。床には、たくさんの性能があるんですよ!!

また、床材は、木質系床材やプラスチック系の床材、石やタイル系の床材などたくさんの種類があります。畳やカーペットもありますね♪

カーペットって色んな表面形状があって敷き方もたくさんの種類があるんですよ。

今回は、カーペットのパイル形状の分類!施工方法についても紹介します!



パイル形状の分類!

同じ素材を使っていて、同じ製法のカーペットでも、表面のパイル形状が違うと、視覚的にも、感触的にも違っているので面白いですよ!

1.カットパイル:プラッシュ、ベロア、サキソニー、ハードツイスト、シャギーなど

2.ループ:レベルループ、マルチレベルループ(ハイ&ロー)

3.カット&ループ

4.フラット

それぞれについて紹介します!

カットパイル

プラッシュ

パイル長を5~10㎜の範囲で揃えて仕上げたタイプです。最も一般的なカットパイルです。

1本1本カットされた断面が繊細なパイルを生み、光の陰影で微妙な変化と深みをもたらします!カット面によりソフトな感触になります。

サキソニー

パイル長15㎜程度で、撚り糸に熱を加えて、密に打ち込んで撚りが戻らないようにしたカットパイルです。長いパイルを高い密度で仕上げているのでふかふかで豪華な感じのものになります。

特殊な仕上げをしたベルベット(ビロード)調を出した、サキソニーと似たカットパイルを「べロア」と呼びます。表面はスムーズで柔らかいです。

ハードツイスト

パイル長10~15㎜程度で1本1本のパイルの個性が明確に出せます。

サキソニーよりさらに強いよりをかけてヒートセットした。弾力性があり、丈夫なカットパイルです!

シャギー

パイル長は、25㎜以上のものを指し、太めのパイルを密度を粗く打ち込んであります。装飾性が高く、個性的で豊かな風合いを持ったカットパイルです。

ラグとしてもよく使われています!

歩行量が多い場所には不向きになりますが、豪華さを演出する部屋などに使われます!

ループ

レベルループ

高さが均一なループ状のパイルを密に打ち込んだものです。

カットパイルに比べて、適度な高さを持ち、表面は一様ですなめらかさもあります。耐久性や歩行性に非常に優れています。

交通量の多い廊下やホテルのロビー、レストラン、店舗、オフィスフロア、病院など幅広いところで使用されています。

マルチレベルループ

ループ状のパイルに高低差をつけることによって立体的なテクスチャーにしたものです。ループの違いで表面に違いを出しています!

ハイ&ローループ」とも呼ばれています。

視覚的、デザイン的に変化のある装飾の効果を期待する床仕上げに適しています。装飾性を上げることができます!

カット&ループ

文字通り、カットパイルとループパイルをミックスしたものです。

レベルカット&ループ」、「ハイカット&ローループ」と表現されます。

レベルカット&ループは、レベルループのパイルを部分的にカットしたものです。形状の異なった表面がそのまま柄を表現してくれます。色調の変化もする効果をもっています。

ハイカット&ローループは、ハイ&ロータイプの高いループ部分をカットしたものです。より明確な柄を表現してくれます。

フラット

フラット調のものか平織調に表面形状を仕上げたものです。

ニードルパンチが代表的にあります。

交通量の多い展示会場の通路などに使われることが多いです。

施工方法について

カーペットの取付け方には、3つの方法があります。

カーペットを固定するための施工は必要であると考えるべきです!

グリッパー工法

部屋の4つの隅に設置されるグリッパーという針が植えつけられた木片(金物もある)を打ち付け、これにカーペットを引っ掛けて固定する方法です。

針でグリッパーを打ち付けるので、床面に傷が付く欠点もあります。施工に多少の手間を要するが、接着剤を使用しないので、敷き替えは比較的容易にすることが可能です!

アンダーレイという下敷き材を入れて施工するので、踏み心地が良くなります。吸音性に優れているという長所などがあります。

最も一般的な敷きつめ工法です!

接着工法

床に接着剤や両面テープで床下地とカーペットを固定する方法です。安定度が良く、確実な施工方法である。しかし、敷き替えの際に剥がしにくく、床に残った接着剤の剥がしに苦労があります。

剥がしやすい接着剤を使うピールアップ接着方法もあります。

置敷き工法

部屋の形状に合わせてカットして、固定しないで置く方法です。

カーペットの切り口を折り曲げてテープで留める折曲げ工法、オーバーロックミシンを掛けるオーバーロック工法、畳縁のように別布で処理するテープロックがあります。

まとめ

今回は、カーペットのパイル形状の分類!施工方法についても紹介しました。

パイル形状の分類は、カットパイル:プラッシュ、ベロア、サキソニー、ハードツイスト、シャギーなど。ループ:レベルループ、マルチレベルループ(ハイ&ロー)。カット&ループ
、フラット。があります!

施工方法として、カーペットの取付け方には、3つの方法があります。グリッパー工法、接着工法、置敷き工法があります。

以上になります。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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