プラスチック系の床仕上材の種類!タイル状・シール状について紹介します!!




床材

床って、家にあって当たり前の存在ですよね。床には、たくさんの性能があるんですよ!!

また、床材は、木質系床材やプラスチック系の床材、石やタイル系の床材などたくさんの種類があります。畳やカーペットもありますね。

今回は、プラスチック系の床仕上材の種類!タイル状・シール状について紹介していきます。



プラスチック系床材の種類

プラスチック床材は、大きく分けてタイル状とシール状に分かれています。

タイル状は、ホモジニヤスビニルタイル等の耐摩耗性があります。シート状は、長尺で、クッションフロア(住宅用・中歩行用・重歩行用)耐水性、衛生的です。抗菌や耐薬品性もあります。

ビニル床タイル、ビニル床シートのついてそれぞれ種類をあげます。

ビニル床タイル

塩化ビニル樹脂を主原料に、可塑剤や安定剤、顔料などを加えて形成されたタイル状の床材の総称です。

耐摩耗性、耐水性、耐酸性、耐油性などに優れています。色や柄が豊富にあるので使いやすい材料といえるのではないでしょうか!!

接着剤で手軽に施工が行えるので、他の床材に比べて工期が短縮できます。

複層ビニル床タイル、単層ビニル床タイル、コンポジションビニル床タイル、ゴム系床タイルの4種類をあげます。

複層ビニル床タイル

塩化ビニル樹脂の合有量が30%以上で、断面が3層構造になっています。表面に透明のラミネシートが貼られています。

従来、ホモジニアスタイルと呼ばれていました。耐摩耗性、耐薬品性に富んでいます。クッション性もあり歩行感もいいです。

単層ビニル床タイル

塩化ビニル樹脂の合有量が30%以上のもので、断面が単層になっています。

移動荷重にも耐えられます。

コンポジションビニル床タイル

塩化ビニル樹脂の合有量が30%未満のビニルタイルです。

塩化ビニル樹脂の配合率が低く安価ではあります。

ゴム系床タイル

合成ゴムを主原料としたゴムタイルです。ゴルフ場のクラブハウスなどに用いられています。

弾性と耐摩耗性に優れています。耐油性に劣り、熱による伸縮が大きいです。

ビニル床シート

シート状のプラスチック床材は、継ぎ目が少ない床材を作ることができます。

耐薬品性、耐摩耗性、耐水性に優れています。汚れにくく清掃がしやすいです。しかし、熱に弱いという欠点があります。

住宅、店舗、公共施設など幅広いところでつかわれています。

クッションフロアシート、長尺ビニル床シートの2種類をあげます。他にもたくさんの種類があります。

クッションフロアシート

裏打ち材として不織布かビニル層、中間層に発泡層と印刷柄、そして表面材に透明なビニルを積層したものをクッションフロアと呼ばれています。

名称の通りクッション性があるので歩行感がいいです。住宅のキッチンや洗面所などに広く使われています。

長尺ビニル床シート

中間に発泡層のないタイプを長尺ビニル床シートと呼びます。

耐久性に優れていて、厚みがあるため丈夫です。

まとめ

今回は、プラスチック系の床仕上材の種類!タイル状・シール状について紹介しました。

プラスチック床材は、大きく分けてタイル状とシール状に分かれています。ビニル床タイル、ビニル床シートのついてそれぞれ種類をあげました。

ビニル床タイルには、複層ビニル床タイル、単層ビニル床タイル、コンポジションビニル床タイル、ゴム系床タイルの4種類をあげました。

ビニル床シートには、クッションフロアシート、長尺ビニル床シートの2種類をあげました。他にもたくさんの種類があります。

以上になります。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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