こんにちは!Kanaです。
インテリアに出てくる用語の中で、知っているようで知らないような用語をイラストを交えて紹介していきます。
照明器具について学んでいきましょう。
照明用語
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照明器具の名称と特徴‼
シーリングライト
シーリングライトとは、天井に直接取り付ける照明器具をいいます。
引掛けシーリングに取り付けてできます!
また、高い位置から部屋全体を照らすものとして最も一般的なものです。
デメリットとして、光が一様なため空間に奥行きが出にくいです。
スポットライト
スポットライトとは、局所的に照明する器具のことです。
天井に取り付けた器具に複数の照明を付けます!
それぞれ別の場所を照らしたり、異なったタイプの照明を付けることが可能です‼
比較的シンプルなインテリアになります。
ダウンライト
ダウンライトとは、天井から照らす器具です!
天井に小さな穴を開けて器具を埋め込みます。
ダウンライトは、大きく分けて拡散タイプと集中タイプがあります。
デメリットとして、施工に手間がかかります。
器具が目立たないので存在感が出にくいです♪シンプル志向の人や、天井が低い場合には最適‼
ペンダントライト
ペンダントライトとは、コード・ワイヤー・チェーンなどで天井から吊り下げる照明器具です!!
種類が豊富で、インテリアに合わせて幅広く選べます!
また、ペンダントライトは、直接配光のものと拡散配光のものがあります。
直接配光は、ダイニングによく使われ、シェードの形や材質によって部分的に照らすことが可能です!
拡散配光は、リビングや子ども部屋などで使われます。
全体的に明るさが必要な場所に柔らかな光が広がります。また、デザイン性も高いです。
シャンデリア
シャンデリアとは、天井から吊り下げる多灯照明器具のことです!
ペンダントライトよりも大型で煌びやかなものが多いのが特徴です♪
装飾性が高く、華やかな雰囲気を演出する効果があります。
また、比較的ボリューム感のあるものが多いので、天井の高い空間が望ましいです‼
ブラケットライト
ブラケットライトとは、壁面に直付けする照明器具のことです!
壁面が明るくなるため、部屋広く見せる効果もあります。
大きく分けて、直接配光と半間接配光に分けられます。
デメリットとして、
・後付けが難しいこと
・壁から張り出しているため、人とぶつからないような位置に配慮が必要です‼
スタンドライト
スタンドライトとは、置き型の可動照明器具です。
床、テーブル、デスクなどに置く独立した照明器具でもあります。
手元の補助照明としてや空気の雰囲気を重視する部屋に用いられます!
大きく分けてフロアスタンドとテーブルスタンドがあります。
フロアスタンドは、コーナーの演出や手元の補助照明に使われます。
アクセントになるものも多くあります。
テーブルスタンドは、テーブルに置くタイプの小型の照明です!
持ち運びが比較的に簡単で、気軽に雰囲気を変えることができます。
フットライト
フットライトとは、床近くの壁に埋め込み、足元を照らしてくれる器具です‼
主に、廊下・階段・寝室などの壁面に使用される足元灯です!
足元が見えやすくなるので、夜間の移動の安全性を高めることができます。
建築化照明
建築化照明とは、天井や壁などの建築の躯体の一部に照明器具を埋め込み、
光源を隠して建物と一体化された照明の手法のことです。
コーブ照明
コーブ照明とは、建築化照明の一種です。
天井を照らし、その反射光により空間をるくする照明です‼
上方の広がりを強調するのに効果的です♪
つまり、天井を高く感じさせる効果があります。
ちなみに、天井と壁の反射率の高いものほど照度が得られますよ。
コーニス照明
コーニス照明とは、建築化照明の一種です。
壁面を照らし、その反射光により空間を明るくする照明です‼
水平方向を強調するのに効果的です♪
つまり、壁に広がりを持たせる効果があります。
バランス照明
バランス照明とは、建築化照明の一種です。
壁面を上下に照らす照明です‼
コーブ照明、コーニス照明の効果を両方兼ねています。
つまり、光を上下に向けて照らす照明方法です。
天井を高く見せ、面積を広く見せる効果があります。
その他の建築化照明
他にも、光天井照明、ルーバー天井照明、コファ照明、ダウンライト照明、光梁照明、コーナー照明光窓照明、ソフィット照明、スカイライト照明、モジュール照明といった種類のものもあります。
照明方式
全般照明
全般照明とは、空間全体を平均的な明るさで均等に照明する方式のことです‼
暗がりが少なくなり、空間に安心感を与える効果があります。
しかし、長時間いると退屈を感じやすくなります。
ちなみに、
アンビエント照明は、室内の環境照明または、全般照明の総称のことです。
照明器具としては、部屋全体を照らす天井の照明などが主にこれにあたります。
シーリングライト、拡散タイプのダウンライト、シャンデリア、拡散配光のペンダントライトなどがこれにあたります。
局部照明
局部照明とは、特定の狭い範囲を部分的に明るくする照明のことです。
空間に明暗のコントラストが付くことによってドラマチックな雰囲気になったりします。
しかし、長時間いると目が疲れてしまう恐れがあります。
主に、スタンドライト・スポットライト・ブラケットライト・フットライトがこれにあたります。
また、一部のダウンライト(集中タイプ)・ペンダントライト(直接配光)などもこれにあたります。
ちなみに、アクセント照明は、特定の対象物を強調するように照らす照明のことです。
ひと目を引く効果があり、空間にメリハリを出すことができます。
スポットライトを使用するのが一般的です。
タスク照明は、目的のために存在している照明です。
主に、作業面を照らす照明のことをいいます。
デスクで仕事・読書・勉強などの作業をするときに手元を照らすために用いります。
タスク・アンビエント照明
タスク・アンビエント照明とは、タスク照明とアンビエント照明の複合照明です!
作業面の局部照明で効率よく照らし、それより低い照度の全般照明を併用する照明です。
作業面で必要な明るさを抑えた照明方式になります。
主に、オフィスで取り入れられています♪
ちなみに、局部的全般照明とは、照明器具を作業する場所を中心として、機能的に配置して必要な照度を与えて、その他の場所には、これより低い照度を与える方式です。
直接照明
直接照明とは、光源から出る光を直接、人や床などに当てる照明のことです!!
効率が良くて、経済的ですが、光源は直接目に入ることでまぶしい場合もあります。
ちなみに、
主照明とは、部屋全体を明るくする目的で用いられるメインの照明です!
全体照明ともいいます。
照明器具は、主に天井に設置されるものが多いです。
シーリングライト、ダウンライト、ペンダントライト、シャンデリアなどがあります♪
間接照明
間接照明とは、照明器具から直接光を当てずに、光を天井・壁・床などに当て、反射光によって間接的に空間を照らします。
柔らかな反射光で、雰囲気づくりなどに役立ちます。
一般的な照明と比べるとやや暗くなります。
しかし、部屋全体に立体感が生まれて落ち着いた空間になります。
ちなみに、
補助照明とは、室内の演出や作業などをする時、補助的に用いられる照明のことです‼
部分照明ともいいます。
照明器具には、スポットライト・ブラケットライト・フロアスタンド・フットライトなどがあります。
光源の種類
白熱電球
白熱電球とは、ガラスでできたバルブ内のフィラメントに電気を通すことで高温になり、温度放射によって発光するしくみです。
1879年、エジソンの発明によって一般的になったランプです♪
温かみのある光が特徴的です!
また、メリハリのある陰影にも特徴があり、物を立体的に見せたり、空間に奥行きを持たせる効果があります。
蛍光ランプ
蛍光ランプとは、ガラス管とその両端に付けられた電極でできています。
電子がガラス管の中に封入されている水銀原子に当たり紫外線を発生させ、紫外線が蛍光体にあたり放電によって発光します。
演色性は低いが、昼光色、昼白色、白色、温白色、電球色などの光源の種類が豊富です‼
HIDランプ
HIDランプとは、高輝放電ランプのことです‼
ガスが封入された真空状態の内管に、高電圧をかけると放電し発光します。
高効率、高輝度、長寿命で経済的に優れています。
しかし、点灯してから光の状態が安定するまで時間がかかります。
道路・スポーツ施設・工場など大空間の照明に使用されています。
LED
LEDとは、発光ダイオードのことです。
電圧が加わると発光する半導体の性質を利用したものです‼
半導体チップに電流を流すことによって、チップそのものが発光するものをいいます。
店舗のショールームなどから使われはじめ、住宅、信号、イルミネーションなどさまざまなところで使われはじめました‼
光色が豊富で、高効率、長寿命などの長所があります。
有機EL
有機ELとは、薄い有機発光層に電圧をかけて光る面状発光体です!
OLEDともいいます。
軽量で、目に優しいです♪調光調色が容易で、曲げることが可能などの長所があります。
照明の基礎知識
照度
照度とは、光源によって照らされる面の明るさの程度を示しています。
単位は、ルクス〔㏓〕です‼
また、単位面積当たりの入射する光束の量をいいます。
簡単に言うと、空間のある面に当たる光の量やその場のあかりのことをいいます。
ちなみに、
光束とは、ランプなどの光源から発せられる光の量のことをいいます。
単位は、ルーメン〔㏐〕です。
さらに、
光源とは、光を発生するものの総称のことです。
太陽もこれにあたるが、主に、人工光源を言うことが多いです‼
色温度
色温度とは、光の色味を表すのに使用させる値のことをいいます。
単位は、K〔ケルビン〕で表されます!
光源の光の色が低くなり、赤っぽいほど色温度が低くなり、青白っぽいほど色温度が高くなります。
光で例えると、
ろうそくの光➡電球色➡温白色➡白色➡昼白色➡昼光色の順です。
ろうそくの光:色温度約2000K前後の光色。
電球色:色温度約2800K前後の光色!
温白色:色温度約3500K前後の光色!落ち着いた明るい雰囲気になります。
白色:色温度約4200K前後の光色!太陽光に近い色です。
昼白色:色温度約5000K前後の光色!太陽の明かるさに最も近い自然な光の色です。
昼光色:色温度約6500K前後の光色!細かい部分がよく見え、集中力を高めるのに適しています。
演色性
演色性とは、照明で物体を照らしたときに自然光が当たったときの色をどの程度再現しているかを示すための指標のことです‼
簡単に言うと、
物に光を当てたときの光の再現度のことをいいます。
ちなみに、
平均演色評価数(Ra)とは、光源の演色性の程度を表す数値のことです。
原則として、100を基準とし、100に近いほど演色性が良いと表現されます。
輝度
輝度とは、ある方向から見た単位面積あたりの明るさのことで、どれだけ輝いているかを表したものです!
単位は、カンデラ毎平方メートル〔㏅/㎡〕で表されます。
また、光源そのものや反射または透過面の単位面積あたりの光度を示してもいます。
簡単に言うと、照度の結果ある方向から見たときどれだけ明るく見えるかを表しています。
ちなみに、
光度とは、ある方向へ単位立法角当たりの光の量を指しています。
各方向への光の強さを表しています。
単位は、カンデラ〔㏅〕で表されます。
グレア
グレアとは、目に不快感や疲労感を感じさせる「まぶしさ」のことです‼
太陽や光源の輝きが視野に入って対象物が見えにくくなる現象のことです。
特に、輝度の低い対象物が見えにくくなる傾向にあります。
グレアには、直接グレアと反射グレアの2種類に分かれています。
直接グレアは、太陽や光源が直接目に入って、対象物や周りが見えにくくなる現象をいいます。
反射グレアは、ディスプレイなど見る対象物に光が映り込むことで、対象物が見えにくくなる現象をいいます。
まとめ
以上になります。
今回、『照明に関するインテリア用語をイラストを交えて簡単に紹介!!』と題しました。
いかがでしょうか?
参考になると嬉しいです♪
インテリアコーディネーターに必要になるような照明用語を選んでみました!
最後までご覧いただきありがとうございました‼
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